ゴンと高野山体験プロジェクト〜

ペットが教えてくれたこと - ちょっと見直すペットライフ

pet

今や子供の数を上回るまでに増えた日本のペット。40%以上の家庭がペットと共に暮らし、時に家族以上に惜しみない愛情が、ペットたちに注がれています。
ペットを代表する犬や猫は、かつては番犬やねずみをとる益獣として人と共に暮らし始めました。そして一昔前までは、飼い犬、飼い猫と呼ばれ、かわいがられはしても、あくまでも人間とは違う愛玩動物として、人に飼われる存在でした。

1.人生のパ-トナ-へ

それが今や、家族の一員として、あるいは人生の掛け替えのないパ-トナ-として、ペットと人は、互いに思いやり、喜び悲しみを分かち合う関係へと進化してきています。亀や金魚でさえも、飼い主を見分け、人になつくと言われています。

しかしそれは、ただ人間の側の一方的な思い込みがペットに投影されて、人に自己満足としての“幸せ”を感じさせているだけなのでしょうか。
あるいは、そんな人の側の身勝手な愛情投影ばかりではなく、もともと人を含めたあらゆる生き物の間には、言葉なんて不要な、互いに深く共感しあえるいのちの力といったのものが、備わっているからなのでしょうか。 

ペットが、時に傷ついた人の心を癒し、生きる気力を取り戻させ、喜びを分かち合う存在となっていく事例をあまた見る時、やはりペットの側にもいたわる力のあること、そして共に生きるものの間に本来的に備わる共鳴する力や、励まし、支え合う力のあることを信じざるを得ない気がしてきます。そして私たち人間も、生きづらさと孤独が募る昨今の社会にあって、ようやく人間以外の生き物とも本能的に心を通い合わせる力に、目覚め始めてきたのではないかと考えるのも、不思議ではないでしょう。

2.ペットライフの可能性

そしてこのペットとの間に育まれたかけがえのない“キズナ”が、やがて私たち人間同士においても、適度な距離感を保ちつつ互いに思いやり、生かしあっていく“キズナ”の芽生えとなっていくことを期待するのも、おかしくはないことでしょう。

すぐに互いを傷つけあって生きてしまう私たち人間。その私たちが、本当に1つ1つのいのちの価値を尊ぶことが出来るようになれば!
また自分と違う立場の存在を尊重し、他のいのちを守ることは自分のいのちを守ること、他のためになることは自分のためになること、と本気で思えるようになったとしたら、どんなに素敵なことでしょうか。
これからのペットライフが、ペットと人との“キズナ”をさらに深めていくようになることを、そしてやがては、人と人との“キズナ”をも育む糸口となっていくことを願い求めて、このコ-ナ-を、皆様と一緒につくっていければと思っています。

*このコ-ナ-は、犬と人とのいのちのハ-モニ-で障害を克服していく、『公益財団法人日本補助犬協会』のご支援、御協力も得て、運営していくことを予定しております。

3.皆さんからの投稿

このコ-ナ-も、皆さんからの投稿をもとにつくっていきます。またペットとの関わり方について、日本補助犬協会等からの、基本知識やアドバイスなども紹介させて頂ければと考えています。
投稿は、どんなことでもご自由にお寄せ下さい。例えば以下のようなご意見、ご質問なども参考として、皆さんの投稿をお待ちしております。

(1)うちのペット自慢(写真等のみの投稿も可)
(2)ペットに関するお困りごと(しつけ、病気 etc.)
(3)ペットライフ - 私のノウハウ、私の意見
(4)ペットに関する支援団体情報
(5)ペットが教えてくれたこと - 私を支えたペットとの関係  等々